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三上和美オフィシャルホームページを再開

更新日:6月3日


実は私、ホームページを何年も更新していなくて……

いやそれどころか、 「もう現役のレーシングドライバーではないのだから、名前を売る必要もない」という現実から、何年も悩んでいました。”ホームページ、もう閉めようかな?”と。


ホームページを運営するということは、自分を世界に表現するということ。

しかし、自分がいったい何者かわからなくなっているような時に、何をどう表現するのか?


闇の中にさまよっているような時間を、何年も過ごしていました。

過去の自分の栄光にすがるような生き方は、したくない。でもサイトをクローズして、行方不明者のようにはなりたくないし……悩んでいました。どうしたら良いか。いや、どうすべきかと。

そんな割り切れない感情に埋もれている中、始まってしまった今回の戦争。それを切っ掛けに”何かウクライナの方のお役に立てないか?”と私なりに考えて、フランスに避難をされているウクライナの方々を対象とした、無料フランス語レッスンの提供を開始しました。



私はこのプロジェクトをスタートさせる際、そして始めてからも、よくこんな事を言われています。



日本企業がなぜ、ウクライナ人にフランス語レッスンを無料で提供するの?

「ウクライナって遠い国だから、関係があるとは思えないんだよね」

「なんか奇妙ですね」

「ちょっと変だと思いますけど、それもありなんでしょうね」等など。

たしかに日本から見てウクライナは、8,000km彼方の遠い国。今の戦争のことは誰もが知っているとはいえ、ほとんどの日本人にとっては情報だけの出来事であり、他人事。そんな遠い国の人達に、会社にとって何の利益にもならない無償のレッスンを提供している私。


もしかして私、怪しい人って思われているかな?

そんなちょっと自信がなくなってしまった時に、ふと自分のホームページをみたら……なんと、消えていたのです。

そりゃ冷静に考えれば、8年以上何も更新しないでメンテナンスもしなければ、不具合で消えるっていうのはあり得るというか、当然ですよね。更に何とも言えなかったのは、自分で自分のホームページを見たのも数ヶ月?数年??ぶりか、覚えていなかったのです。


つまりは、いつ消えたのかすら知らないということ。HP本体は跡形もなく消滅していたのですが、辛うじてAmebaブログだけは大丈夫でした。


その惨状を見た時の私の心境は、実に醒めたものでした。現役のレーサーだった時とは、全く異なる存在として生きる現在の自分。会社の名前は出したい一方で、個人的知名度を上げる必要は一切ない身。正直もう有名になりたいという思いはないし、顔も世間に出したくない。



何年もホームページをクローズしようと思っていたので、ちょうどよかったな

”これはこれで、良い切っ掛けだ”こんな思いが湧き出て来て、すごく安心しました。”もうホームページを閉めるか閉めないかで、悩む必要がない。私はもうこの世界で、もっと身軽に生きられるんだ!”


しかし一晩寝た翌朝の事。突然昨日とは180度違う考え方が、頭の中に浮かんできました。

”ウクライナ人の生徒さんが、ひょっとして私を「変な人」「無料という釣り文句で近づいて、結局何かを企んでいる怪しい日本企業」だと思っていたらどうしよう?”


”何らかの形で私を信用してもらわないと、生徒さんはフランス語を学ぶの事が不安になってしまうかもしれない” 私がこう考えた根底には、「ウクライナ人を騙す詐欺が増えており、世界的に問題になっている」

というニュースを、毎日見るようになったこともあります。それを見た時、正直、すごいショックを受けました。


このようなニュースが流れている世知辛いご時世、せっかく受講をして下さっている生徒さんの中に、不安を持たれていらっしゃる方がいる可能性は、それが例え万が一であっても排除しなければなりません。 そう、ウクライナの皆さんに、私自身を信用していただかなければ!そして得た結論は、


ウクライナ語で、私の自己紹介ホームページを作った方が良いかな

というものでした。


もちろんウクライナ語のサイトを作る前には日本語のサイトを作らないと、翻訳も頼めません。だから最初に日本語で作ることにしました。運良く昔の資料が出てきたので、それをコピペしてアレンジ。



それをベースにウクライナ語の翻訳をしていただきました。

余談ですが、完成して思ったのが……「私って怪しい人どころか、ある意味メッチャクチャ危ない人だ!」というものでした。スピード狂だしね(笑)


このサイトがウクライナの皆さんに受け入れていただけるか、

ドキドキしています。




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