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執筆者の写真Kazumi

経営者になってよく質問される「成功の秘訣」について その2

「成功者」という言葉への違和感

一般的にはあまり言われませんが、起業している者の間では比較的ポピュラーな言葉に、「成功者」というものがあります。個人的感覚ですが、私はこの「成功者」という言葉には、若干の拒否反応が出ます。だって、なんか胡散臭くないですか?

だから稀にそう言われることもあるのですが、ちょっとイヤです。

それよりも「ぶっ飛んでるね」って言われた方が、何倍も嬉しかったりします(笑)



私はそもそも自分を成功している人間だと思っていませんし、そうなりたいとも思っていません。目指すゴールとしても、大きな違和感があります。

”今すぐ死んでも後悔がない”

”誇りに思える人生を歩めた” 心の底からそう思えたなら、それでいいと考えています。

自分が何者かわからない。何を目指しているのか、どこへ行きたいのかすら全く分からないという、未来に対して絶望しか持てない日々。

目指す方向が分からないと、人生ってこんなに苦しいのか……

前にも書きましたが、私はずっと苦しい、悩みの袋小路の中にいるような毎日を過ごしていました。そしてそこから抜け出そうと、色々な世界を覗いてみたりもしたのです。

ある時にはスピリチュアル系の本を200冊読んだり、心理学を学んだり。ファッションスクールに行ったり、ヨガをやってみたり。

一貫性や共通点は一切ないですが、「少しでも興味を持ったものを吸収して学ぶ」姿勢は変えず、ただひたすらに答えを探しました。 そして……それでも悩みが晴れることはありませんでしたが。


その3に続きます

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