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  • 執筆者の写真Kazumi

【My Story.1】全員に反対されたけど貫き通したレースへの思い

レースを始めようとしたきっかけから、現在に至るまでのことを教えてほしいと、よく聞かれるので今までの経緯などを綴っていきたいと思います。


ちょっと長くなりますが連載になりますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。


今から10年くらい前までの人生、私は大いにレースに魅了されていた……というか、


365日24時間レースのために生きていました

レースが恋人だったし、三度の飯よりレースが好きでした。

本気で人生を捧げ、自分の限界を超えるチャレンジを、常に続けてきました。


レースに参戦している時は 「誰よりも早くチェッカーを受けること」 「来シーズンは、さらに上のカテゴリーのレースに参戦すること」 この2点を常に考えていて、いつもそれだけが頭にありました。


何故こんなにまでレースに魅了されるのか? 今思い返すと、サーキットだけが私の唯一の居場所であり、自分らしさを表現できる唯一無二の場所だったからだと思います。



高校在学中にバイクで走りに目覚める

モータースポーツに魅了された私は17歳から活動を始めたのですが、17歳という年齢は、あの世界でスタートするには実に遅いものでした。


さらに残念な事には、裕福な家庭の出身者が多いモータースポーツの世界にあって、私が生まれ育ったのは一般家庭。加えて両親にはモータースポーツ活動を行うことを強く反対されていたどころか、「バイクに乗るなら親子の縁を切る」と、事実上の勘当状態にあったのです。

そんな逆境だらけの環境にいる17歳が、プロのレーサーになれるとは、正直1%も思っていませんでした。


それでも走ることは諦められないので、がむしゃらにチャレンジし続けた結果、22歳のときに支援者が現れたことを皮切りに次々とスポンサーをして下さる企業さんが現れ、プロのレーサーとして活動を開始することができました。


運と実力がすべての世界で、

未だにこれは自分でも信じられない幸運なことだったと感じています。


My Story.2に続きます

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