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  • 執筆者の写真Kazumi

【My Story.4】フランス語を学ぶつもりが学校を開設

外国で暮らして行くには、言葉が出来ないことには話にならない

ということに今更ながら気づかされた私は、フランス語をしっかり学ぼうと決意。学校探しを始めました。


そしていくつか学校に通ったり、個人レッスンを受けたりもしたのですが……正直、「これだ!」というものに巡り合うことが出来ません。どこもピンと来ないのです。

私が思う理想のフランス語学校

「優秀な講師が丁寧に教えてくれる」「効率良く楽しく学べるテキストがある」などといった、学校としての基本的な部分が高い次元で整っていることは当然として、加えて ・安価であること ・出来ることなら、時間のある時にいつでもレッスンが受けられること ・さらに出来ることなら、学ぶ場所を選ばないこと 以上のような「自分の理想」を整えているフランス語学校は、見つかりませんでした。



自分が習いたい学校を作る

普通ならこれで諦めるとか、妥協して語学学校に通うのかも知れませんが、私は”自分が習いたい学校を作る”という思いに駆られ、「オンラインフランス語学校」を設立しました。

フランス語が全く喋れないから学校に通おうとしていた私が、どこをどう間違えたのか、フランス語学校を作ってしまったのです! いま思うと、フランス語が喋れないのにフランス人講師の面接をしたりして……知らぬものの強みでしょうか?今となっては、よくやったものだと思います(汗)


さて、フランスに渡ったのは先に書いた通り、アマチュアから世界にチャレンジしてみたいと思ったのが大きな理由だったのですが、学校を作ろうと思ったことに関しては、もうひとつの大きな切っ掛けがありました。



父の突然の死

渡仏してしばらくした頃、父が亡くなったのです。 そのあまりに突然過ぎた死をきっかけに、こんな思いが生まれたのです。 ”人生は長いように思うけれど、終わる時は一瞬なんだ。そしてその瞬間は、いつ訪れるかわからない”

16歳から35歳までの24時間365日の全てを、モータースポーツに捧げてきた私。 これからは普通の人生(レーシングドライバーというあまりに極端すぎる世界から見ると、他の世界は大体普通に見えるのです(汗))を歩んでみたい。普通の人になりたい。


普通の母親になってみたいという方向に、心境も変化していきました。今まで人生で味わったことのない、”普通の生き方”をしてみたいなと。

このままもし他の世界を知らないまま人生を終えてしまったとしたら、私は自分の人生を後悔してしまうかもしれない。 こんな思いも背景にあり、学校の設立に大きく影響しています。


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